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宗派による寺の成り立ちの違いを紹介

宗派による寺の成り立ちの違いを紹介 寺院には、禅宗・真言宗・天台宗・浄土宗など多くの宗派が存在します。しかし、同じ仏教でもなぜこんなに宗派があるのかを説明していきます。 まず一番古いのが天台宗で、遣唐使の最澄というお坊さんが持ち帰ってきた宗教です。そして禅宗という座禅を組み、自ら鍛えて悟りを開く教えが出てきます。禅宗の寺院は、とても質素です。禅宗はどちらかというと、貴族のステータス的な一面も否めず、庶民に仏教は縁がないものでした。そんな時に浄土真宗の親鸞聖人が、「南無阿弥陀仏」と唱えると浄土にいけるという教えからあっという間に庶民に広がっていったのです。このようにそれぞれの寺院には、設立までの歴史が違います。真言宗は空海が伝えた密教系の仏教で、こちらも悟りを開くという点は同じものですが、もっと山の中などで鍛えて悟りを開くようなニュアンスとなっています。それぞれ仏の教えがかみ砕かれて、進化していったイメージです。一番大事なのは、信仰する心さえあれば大丈夫でしょう。

参拝者数の多いお寺の特徴は?人気が高い理由を紹介

参拝者数の多いお寺の特徴は?人気が高い理由を紹介 参拝者数の多い寺は交通の便がよい場所にあることが多く、また最寄りの駅からでもわかりやすいことが特徴としていてます。初詣の参拝客がたくさん訪れる川崎大師は首都圏内にあって最寄り駅から徒歩10分程度でいけるので、毎年多くの方がお参りに訪れます。また周囲がたくさんの自然に囲まれていたり、眺めや風景がよいと散策を兼ねて参拝する方も多くいます。都内にある浅草寺からは真亀が大変よくて、スカイツリーを望むことができます。 さらに寺自体がパワースポットであると福を呼び込むために、参拝の後に寄ることが目的で訪れる方が多いことも人気がある理由になります。奈良市にある興福寺は阿修羅像でも有名ですが、どうしても叶えたい願いがある場合に「一言観音」というように、一言の願いなら叶えてくれるという「一言観音堂」が南円堂の近くにあります。仏様に一度にたくさんの願いを聞いてもらうのではなく、願いを1つずつ聞いてもらい、成就した場合また参拝に訪れてお願いをまた1つ聞いていただくことが可能になっています。

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